帯状疱疹ワクチンについて
- トピックス
- 2023年06月30日掲載
季節の変わり目などには、風邪などで体調を崩し、免疫力が低下しやすくなります。
そんな時に注意したい病気の1つに、帯状疱疹(たいじょうほうしん)があります。
帯状疱疹とは、水ぼうそうを起こすウイルスと同じ
水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる・痛みを伴う皮膚湿疹です。
多くの人が子供の時に水ぼうそうにかかり、発症して1週間程度で治ります。
ウイルスは、水ぼうそうが治った後も体の神経節(神経の細胞が集まった部分)に
潜んでいますが、健康で免疫力が強い間は活動が抑えられています。
しかし、加齢やストレス、過労、病気などによってウイルスに対する
免疫力が低下したときに再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し帯状疱疹
として発症します。
神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水疱(水ぶくれ)をつくります。
この帯状に広がる症状から帯状疱疹といわれます。
軽い痛みで済む方もいますが、皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が
起こるため、強い痛みを感じることが多く、夜も眠れないほど悩まされることもあります。
また、神経に傷が残ると「帯状疱疹後神経痛」といって長期間にわたって
痛みが消えないこともあります。
上記の帯状疱疹の発症予防、また帯状疱疹後神経痛を予防するためのワクチンを
当クリニックでも投与することができます。
2回の接種で、帯状疱疹に対する予防効果が得られます。
接種希望の患者さまはご相談下さい。
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